FC2ブログ

SACOPELLI DAYS

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

手摺り花札

hanahuda.jpg

お正月らしい話題なので5日を迎える前にアップを。

手で摺られた花札があるんです。
金紙に、一枚ずつ手で色を摺って、切って、黒い紙でくるむ。
すべてひとりの方の手によって行われています。
京都の松井天狗堂さんのものです。

この版画師の方が日本に一人しかいなくて、ご高齢で、
跡継ぎはいないとのこと。
このことを版画・文様好きの友人に話したら、
すぐに「行ってくる!!!!」と昨年末、京都に飛んでいきました。
そこで、ひと組、買ってきてもらいました。

一番品質の良いのは「鳳凰」、今ではなかなか手にいれづらいかも。
在庫はありませんでした。
現地からメールで「菊華なら二つだけあるけど、どうします?」と連絡をいただき、
お願いしました。
「菊華」とは、一割ぐらい版のズレがある、いわゆるB品なのですね。
画像を見ていただいたら、右上、鶴の横の太陽?月?の銀の線が
大幅にズレております(笑)。
でもそれがまた味わいです。

札がそりかえってるんです、漬物石みたいなもので押したほうがいいかと思ったら
松井天狗堂さんの製作風景がテレビで放映されていたらしく
それを観た、また別の友人の話によりますと
札が反っていたほうがめくりやすいので、わざと反らして裏紙を貼るのだとか。

また、絵具から膠から、昔ながらの製法でつくられているのだそうです。

すっごぉーーーーい。。。。感動する。



さて、花札の遊び方なんですが。
知らないのです(T_T) もったいない。こんなきれいなものがあるのに。

夏の終わりに、「サマーウォーズ」というアニメーションの映画を観たんですけど
その中でもヒロインがかっこよく「こいこい!!」と花札で世界を救ってました。
この映画、超良かったですよ。親戚一同・家族愛の映画です。
真夏、しかも8月の始めに観ると、どんぴしゃ。
思い出しただけでも涙が・・・

何かのきっかけで流行ってくれたら、後継者が育っていくのだろうに、
需要がないので、お弟子さんはお断りされているのだそうです。

復興の企画までもっていけるくらいの企画力があって、
職人気質で、
花札を愛してやまない木版が大得意の方がいらしたら(笑)、
ぜひ、松井天狗堂さんに足を運ばれてください。

また、この方に弟子入りできずとも自分で作ってみるのも手かと思いますが。
季節がすべて含まれていて、美しい、いいものだと思います。
私は残念ながら木版画は、感覚に持ってないんだなぁ。。。

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。